山葡萄のかごバッグ、おしゃれだしずっと使えるのでとても人気です。
でも高い!
とにかく高い!
「買ってみて使いにくかったら嫌だなー。」と気になりますよね。
山葡萄のかごバッグが「使いにくい」と言われるのは、
- 持ち手がかたい
- 中身が落ちやすい
- 開き口が開きにくい
という3つがよくある理由です。

記事では、もっと詳しく解説しているよ!
山葡萄のかごバッグは、使いにくい点があるものの買った人は満足している人が多いです。
「使いにくい」という人の意見や口コミを知って、山葡萄のかごバッグを買うかどうかの検討材料にしていただけると嬉しいです!
また、
- 山葡萄のかごバッグはなぜ高いのか?
- 10年後の山葡萄のかごバッグの状態
- 国産の見分け方や中国産との違い
なども解説します。

目次
山葡萄のバッグが使いにくい理由3つ
普段使っているナイロンや布のバッグに比べて、山葡萄のかごバッグは使いにくいかな?と思っている人がいるのではないでしょうか。
そこで、山葡萄のかごバッグが使いにくいと思う3つの理由を紹介していきます。
持ち手がかたい
山葡萄のかごバッグの多くは、持ち手がかたいです。
持ち手がかたいため、手にフィットして持ちやすいメリットがありますが、かごバッグを肘にかけた時、ちょっと痛いなと感じる人もいます。
しかし、山葡萄のかごバッグは、使い込まれると肌に馴染むと言われています。

使い込んでいくたびに肘にもかけやすく、痛いと感じることもなくなりますよ。
中身が落ちやすい
一般的な山葡萄のかごバッグは、開き口が開いているものが多いです。
なので、バッグの中身がこぼれ落ちるといった口コミも見られました。

中身が落ちやすいといった問題は、かごバッグの中に巾着袋を仕込ませると解決します。
また、山葡萄のかごバッグは内袋付きや内布が付いたもの、内布に収納ポケットがついているものも多く存在します。
なので、中身がこぼれ落ちる心配がある人は、もともと内布が付いているかごバッグを選ぶといいでしょう。
内布は、無地だけではなく、かごバッグに合わせたさまざまな色やモダン柄があります。
そして近年、開き口にチャックや蓋付きの山葡萄のかごバッグも見かけられました。
なので、より中身が落ちやすいといった不安が解消されますね。
開き口が開きにくい
山葡萄のかごバッグは、開き口が開きにくいといった、使いにくさの口コミも見られました。
たしかに購入時は、かごバッグのマチ幅より、大きく広げようとしてもうまく広がりません。
開き具合がかたいので、ものの出し入れが不便だと思います。
しかし先ほども言いましたが、山葡萄のかごバッグは使い込むたびに、だんだん馴染んできます。
しだいに開き口が開きやすくなり、開き具合も動きやすく使い勝手が良くなります。
山葡萄のかごバッグが人気の理由
山葡萄のかごバッグは、かごバッグ好きな人にとって憧れのかごバッグです。
山葡萄のかごバッグ作り体験に足を運んで、自分の手で編んで作る人がいるほど人気ですよ。
なぜそれほど山葡萄のかごバッグは、人気なのでしょうか。
なぜなら、山葡萄のツルはとても耐久性に優れており、重いものを入れても壊れにくいといった丈夫さがあるからです。
また、使えば使うほどツヤと自然ななめらかさが表面に出てくるので、長年使い続けても経年劣化を感じさせません。
なので、山葡萄のかごバッグは長年愛用したい人、山葡萄の皮の経年変化を楽しみたい人に人気なのです。
ちなみに山葡萄のかごバッグを、インテリアとして飾ったり、リメイクをして楽しんだりして愛用している人もいます。

山葡萄のかごバッグ、国産はなぜ高いの?
国産のかごバッグは、産地・作っている人・バッグの大きさ・編み方などで価格は変動しますが、最も高価なもので30万円以上します。
なぜこれほど高いのかというと、国産の山葡萄のツルは、収穫時期や収穫場所が限られており、材料採集が困難だからです。
また、収穫したツルを丸ごと全部使うのではなく、そこから仕分けをしたり、作業工程に手間がかかっていたと、とても手間がかかります。
ちなみに、国産の山葡萄のツルは一番皮で作られているかごバッグと、二番皮で作られているかごバッグで、また値段が変わってきます。
国産と中国産のかごバッグの見わけ方
国産のかごバッグ以外に中国産のかごバッグも多く存在します。
普段かごバッグを作っている職人さんは、見た目で違いが見分けられるそうですが、普段山葡萄のかごバッグに触れない素人が、見た目で違いを見分けることは、非常に難しいです。
なので、私たちはかごバッグを使っていく過程でしか、見分けることはできません。
国産のかごバッグと、中国産のかごバッグを使っていく過程の違いは「色の変化」です。
国産も中国産も購入時は、キャラメルのような茶色のバッグがほとんどです。
しかし使っていくなかで、国産はどんどん黒く、磨きかかった深みのある色に変化していきます。
一方、中国産は赤みがかった茶色に変化します。

中国産の山葡萄の質が悪い訳ではなく、手作業で編み込んでいるため、クオリティが高いです。
また、中国産のものだからといって、すぐに壊れるといった心配もありません。
したがって、国産のかごバッグと中国産のかごバッグは、使っていくなかでの色の変化でしか、今のところ見分けることはできないのです。
国産と中国産のかごバッグの違い
国産と中国産のかごバッグの違いは、値段の差です。
国産の山葡萄のかごバッグは、中国産の山葡萄のかごバッグの価格と比べると、非常に高いです。
先ほどお伝えしたように、国産のかごバッグは最も高価なもので30万円以上します。
しかし、中国産のかごバッグは高価なもので、数万円で購入できます。
なぜこれほど、値段に差が出るのかというと、国産の山葡萄のツルは、収穫時期や収穫場所が限られており、材料採集が困難だからです。
また、限られた伝統工芸士が編み込んでいるものほど、非常に価値が高いと言われています。
なので、中国産と比べると値段に大きく差が出てくるのです。
山葡萄のかごバッグ・10年後は?
山葡萄のかごバッグは、10年後にどうなるのかな?と気になりますよね。
こちらの投稿のかごバッグは、約10年使ったものだそうです。
良い飴色になってますよね。

良いものを長く使うのってかっこいい
山葡萄のツルはとても丈夫なので、しっかりと手入れをすれば150年は使えると言われています。
山葡萄のかごバッグはトレンドがないので、10年後といわず20年後、30年後も存在し続ける、といいますよね。
しかし、年々山葡萄のかごバッグの生産が減ってきているため、10年後も存在しているかは分かりません。
なぜなら、地球の環境の変化が原因で、山葡萄の皮の収穫が減ってきているからです。
また、市場に出回る量も減ってきています。
「いつか山葡萄のかごバッグを買いたい」と思っているなら、早めに買う方がお安く購入できるかもしれませんね。
山葡萄のかごバッグのお手入れ方法。カビや虫食い対策も。
どんなに丈夫とはいえ、湿気などでカビや虫食いが起こる危険性があります。
お気に入りのかごバッグをカビや虫に食われたら、気分が落ち込み、立ち直れないないほど悲しい気持ちになりますよね。
そこで、山葡萄のかごバッグを、綺麗に長持ちさせて愛用してもらうために、カビや虫食いから守るためのお手入れ方法を紹介します。
- 指でバッグ全体をなでる
- ほこりが溜まらないように、たわしやブラシで定期的にブラッシングする
- ささくれがある場合は、はさみやカッターなどで切る
- 日が当たらない、通気性の良いところで保管する
- 雨や水に濡れた場合、乾いた布でふき取り、日が当たらない場所に干す
指でなでることによって、味わい深い色やツヤに変化します。
また、かごバッグを使わない場合は、押入れなどにしまっておくのではなく、お部屋のインテリアとして飾って、保管しておくのが一番ベストです。
ぜひ、参考にしてやってみてください。
かごバッグは、くるみ・アケビ・山葡萄、どれがいい?違いは?
くるみ・アケビ・山葡萄には、それぞれツルの寿命や皮の色、幅が違います。
寿命が一番長い順でいうと、山葡萄が150年、アケビが30年、くるみが7年となります。
山葡萄のツルは、車を引っ張れるほど強靭で、丈夫と言われています。
次に、くるみ・アケビ・山葡萄の皮の特徴を紹介します。
- くるみ…皮の表は明るい灰褐色、裏は暗い茶色をしており、表裏違う色をしている
- アケビ…ツルがしなやかである、山葡萄の皮と比べたら、幅が均一である
- 山葡萄…とても丈夫で耐久性に優れており、自然なツヤが出る
くるみの皮は、表裏が違う色をしているので、ツートーンのかごバッグが多いです。
編み方によって、さまざまな模様が楽しめます。
アケビの皮は、しなやかなので、四角いかごバッグだけでなく、コロンとしたかわいらしい丸みのあるかごバッグもあります。
それぞれ、どれがいいのか考え方は違いますが、どのかごバッグも魅力的でとても素敵です。
山葡萄のかごバッグの選び方
山葡萄のかごバッグは、値段とさまざまなデザインがあります。
今から3つの選び方について紹介し、詳しく説明します。
- 編み方やデザイン、形、皮の特徴で選ぶ
- かごバッグの好みや目的用途を考えて選ぶ
- 自分が求めているかごバッグと価格が合っているかで選ぶ
山葡萄のかごバッグはさまざまな編み方があります。
例をあげると「あじろ編み」「花編み」「みだれ編み」などです。
編み方にこだわりがあり、皮の素材そのものを生かしたバッグを、目的とした選び方があります。
また、どの場面でかごバッグを使用したいのかを考えて選ぶこともあります。
例えば、着物に合わせたい、普段のファッションに取り入れたい、などで選び方はまた変わってきます。
そして、国産のかごバッグは非常に高価なものです。
何十年と使い続けるものなので、かごバッグの購入予算を考えることが大事です。
そこで、自分が選んだかごバッグは、価格が見合っているのかを見極め、判断します。
山葡萄のかごバッグの口コミ評判
悪い口コミ
- 仕切りがない
- 収納ポケットが少ない
普段使っているバッグと比べると、仕切りがなく、収納ポケットが少ないといった、低評価の口コミを見かけました。
しかし、それ以外の悪い口コミは見当たりませんでした。
仕切りや収納ポケットに入れる小物類は、かごバッグの中に小物ポーチ入れて、活用することで解決しますね!
良い口コミ
- 見た目が古風でかわいい
- 質感がいい
- サイズ感がちょうどいい
- 重すぎない
- マチが狭くても、しっかり自立する
山葡萄のかごバッグは、見た目や使い勝手に対して、良い口コミがたくさん見受けられました。
なので、日常使いに不満や問題がなく、使うことができると言えるでしょう。
まとめ
山葡萄のかごバッグは、使い始めは硬いと感じて使いにくいかもしれませんが、使っていくうちに馴染んて来て使いにくさも減ってきます。
また、大切にお手入れをすれば一生もののバッグとして使えます。
洋服にもお着物にも合う!
のちのちは子どもから孫へと、親子三代で使えるって考えると、ちょっとワクワクしますよね。
高くても十分にその価値がありますね。
Amazonや楽天市場では、山葡萄のかごバッグを実際に買った人の口コミがたくさんあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
