「今頑張って司法書士の勉強をしているけど、受かってから人生がちゃんと変わるのかな?」
「『司法書士を取れば食いっぱぐれない』と言われているけど、ホント?」
このように思っている人もいるのではないでしょうか。
僕は司法書士に合格し、講師もしているのですが、司法書士を取って人生が変わった人たちをたくさん見てきました。
そこで、この記事では、
- 司法書士で人生が変わったエピソード
- 司法書士で人生が変えるための方法
などについて話していきます。
司法書士の勉強を頑張るあなたの励みになること間違いなしなので最後までご覧ください。
司法書士資格で人生が変わった2人のエピソード
司法書士資格で人生が変わった2人のエピソードを紹介します。
きつい工場勤務からホワイトな司法書士
司法書士で人生が変わった一人目は、きつい工場勤務からホワイトな司法書士法人に転職された方です。
その方は40歳近くになるまできつい工場で働いていました。
重たいタイヤなどをはめ込む重労働に毎日従事し、体はいつもクタクタでしんどい毎日を送っていたそうです。
経済的にも苦しくて、携帯電話料金を滞納して訴訟を起こされるほどでした。
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しかし、そうやって働きながら4年かけた末に司法書士に合格し、ホワイトな司法書士法人に就職し彼の生活は変わりました。
まず司法書士実務の知識を覚えないといけないのは大変だけど、肉体的に司法書士業はかなり楽なんだそうです。
工場のように体を動かさないためか、この前一緒に飲んだときは結構恰幅が良くなっていました。笑
そして、大手の法人に就職したためか収入も工場勤務時代よりアップし貯金もできているんだそうです。
今では別の事務所に転職し、さらに研鑽を積んでいます。
工場勤務と言えば、「底辺」のイメージも付きまといますが、この方は食事中も勉強していたと言います。
彼の話を聞くと、きつい工場勤務でも努力次第で人生を変えられるのだなと思いました。
中卒のアルバイトからバリバリ活躍
司法書士で人生を変えた二人目は中卒のアルバイトから猛勉強し、司法書士に合格した方です。
その方は高校を中退し、月収10万円前半のアルバイトで生計を立てていました。
アルバイトは何度も面接で落とされ、自分に対する周りの目や態度もネガティブなものだったそうです。
しかし、意を決して司法書士試験の受験を決意。
彼は超猛勉強し、司法書士試験に5ヶ月で一発合格しました。
その結果、周りの彼を見る目や態度は変わり、バンバン仕事が舞い込んでくるようになりました。
今ではその彼は司法書士試験のトップ講師として活躍し、本やテキストも出版されるまでになっています。
ちなみにこの「彼」は、松本雅典先生です。
松本先生は司法書士資格を取り、ドラスティックに人生を変えられました。
松本先生の話を知ると、今学歴コンプレックスで悩んでいる方の大きな力になるはずです。
司法書士資格で人生が変わる2つの理由
司法書士で人生が変わる理由は以下の2つです。
- 希少だから稼ぎやすい
- 最初から信用される
希少だから稼ぎやすい
司法書士試験は合格率4%の超難関試験です。
そのため、司法書士になれる人は非常に限られています。
これは自分が司法書士になれば、ライバルが少ないことを意味します。
つまり、司法書士は希少だから稼ぎやすいということです。
司法書士の平均年収は945.4万円ですが、希少さが司法書士を非常に稼ぎやすくしていると言えます。
最初から信用される
個人事業主はまずは実績を積み上げないといけず、信用されるには時間もかかります。
しかし、司法書士は難関国家資格なので開業時から非常に信用度が高いです。
信用されれば自分を頼りにお客さんがやってきたり、こちらから営業しても怪しまれにくかったりするので、ビジネスで稼ぎやすくなります。
また、司法書士はある程度社会的ステータスの高い人からはしっかり認知されています。
そのため、司法書士を持っているだけで
「すごいですね!」
と言ってもらえるようになるんですよね。
なので、すごい人達と繋がりやすくなりこれがビジネスにもつながるし、日頃の生活でも自尊心も満たされるようになります。
司法書士は食いっぱぐれないは本当か?
「司法書士は食いっぱぐれない」は本当です。
僕の周りで廃業した人の話は聞きません。
どんなに登記業務が取れなくなっても、お年寄りが増えている今の日本では後見業務のなり手が非常に不足しているため、仕事を選ばなければきちんと独立して食っていけます。
仮に独立で食べていけなくなっても、勤務司法書士は売り手市場です。
そのため、どこかで拾ってもらえます。
このように司法書士は独立でも勤務でも食っていけるので、食いっぱぐれないと言えます。
司法書士で人生を変えるための方法
司法書士試験は、合格できずに撤退する人もいます。
司法書士試験がすべてではないし、その人の人生なので、撤退が必ずしも悪いわけではありません。
しかし、「司法書士で人生を変える」のであれば、司法書士試験から撤退せずに学習を継続する必要があります。
とはいえ、司法書士試験は難関なので学習しているうちに心がくじけてしまいがちです。
実際に僕も何度もくじけては学習を中断していました。
ただ、このように学習を中断していると、せっかく勉強したことも忘れていくし、合格は遠のいてしまいます。
そこで、大変な学習のハードルを下げるために予備校を利用しましょう。
テキストで独学するよりも、先生の講義のほうがサクサク進む人も多いはずです。
そうやってとりあえず膨大な範囲を1周すれば、全体像が見えてきて
「これを完璧にすればいいのか!」
と心理的にも楽になります。
あとはひたすら繰り返して全範囲を覚えるだけです。
そうやって全範囲を覚えれば合格できます。
合格後の道は本当に人それぞれです。
しかし、合格後すぐに独立するのではなく、事務所に就職して2~3年修行してから独立するのが一般的です。
勤務司法書士の給料は20万円ほどと高くありませんが、
「実務を勉強させてもらいながらお金がもらえる」
と割り切りましょう。
2~3年も修行すれば、司法書士実務を覚えることができるので晴れて独立できます。
司法書士の平均年収は945.4万円ですが、上記の通り勤務司法書士の給料が低い分、独立すればガッツリ稼げる資格と言え、人生もどんどん変わっていきます。
まとめ
司法書士は人生が大きく変わる資格です。
取得すれば食いっぱぐれないどころか、ガンガン稼げます。
それに、社会的に信用されるので、いろんな場面で生きやすくなります。
多くの人が司法書士で人生を変えているのであなたも挑戦して人生を変えてみてください。