ラーメン屋さんは、人気店となると客足が止まることなくずっと忙しそうなイメージがありますよね。
動き回って接客していることが多いので、カロリーも消費されダイエットにもなります。
ただし、必ず痩せるというわけではありません。
なぜ、ラーメン屋のアルバイトは痩せることができるのか、注意点も交えながら解説していきます。
ラーメン屋のバイトが痩せる理由
①活動量が多い
ラーメン屋さん=元気が良い というイメージはありませんか?
友人がラーメン屋でアルバイト経験があり、よく話を聞いていたのですが、採用されるとまずは発声練習があったそうです。
接客となると、声の大きさも大切ですよね。
また、元気な店員さんがいるとお店の雰囲気も良く感じますしお客さんも気持ちがいいですよね。
大きな声を出しながらお客様対応で動き回るので、活動量が多く、カロリーを消費するので痩せると言われているのでしょう。
②人気店がゆえに激務
行列ができるほど人気のラーメン屋は常にお客様がいる状態です。
お店側は、アルバイトを雇わないと店が回らないくらい忙しいということです。
そうなりますと、勤務しているスタッフみんな忙しく働くことになりますよね。
忙しいとそれに対応しようと頑張る方がほとんどだと思いますので、運動量が増えます。
また、厨房ではスープやお湯を沸かしているため室温も高いので汗も掻きます。
こういった条件で痩せていく方も多いのかもしれません。
③脂の匂いで食欲低下
ラーメン屋の良い匂いはお腹が空いてしまいそうですが、常に嗅いでいるとなると逆に食欲は落ちてしまいます。
私は学生時代、デリバリーピザ屋でアルバイトしていました。
常にピザが焼けた匂いを嗅いでいたせいか、お腹は全く空きませんでした。
フライドチキン店でアルバイトしていた友人は、脂の匂いで気持ち悪くなるとまで話していました。
店内に広がる良い匂いは、お客さんにはそそられるものですが店員は慣れてしまって逆に食欲を落とす原因の一つとなっているようです。
ダイエットを意識していないのに、自然と体重が減っていたなんてこともあるかもしれませんね。
④ラーメン屋のバイトの消費カロリー
METsで考えてみます。
METsとは、運動によるエネルギー消費量が、安静時の何倍にあたるかを示す値です。
国立健康・栄養研究所の改訂版 身体活動のMETs表によると、飲食業は2.5METsです。
参考文献:https://www.nibiohn.go.jp/files/2011mets.pdf
消費カロリー=METs×時間×体重(㎏)×1.05
勤務時間5時間、体重50㎏で計算してみますと、
2.5×5×50×1.05=656 となります。
ラーメン1杯は約500カロリー前後といわれています。
味やトッピングの具材によってカロリーも変わってきますが、1日シフトに入ればラーメン1杯分は消費することができそうですね。
ラーメン屋のバイトはまかないに注意!
飲食店でバイトをすると、まかないが出るのが楽しみであったりますよね。
仕事を終えた後のラーメンは特に美味しく感じられそうですね。
ただ毎日ラーメンを食べるとなると、なかなかの高カロリーです。
まかないを食べることができる時間もピークを過ぎた後や勤務終了後になると思いますので深夜に近くなってくるでしょう。
ですが、高カロリーのラーメンを毎日深夜に食べる、と聞くと太りそうな生活だと思いませんか?
ラーメンの中でも、塩ラーメンは比較的低カロリーです。
まかないを我慢するのはストレスにもなってしまうと思うので、具材に気を付けてみたりスープは全部飲まないように工夫をしましょう。
ラーメン屋のバイトはどのくらいきつい?
飲食店でアルバイトをするには必ずピーク時間があります。
この時間帯はラーメン屋に限らず慣れるまでかなり大変になると思います。
ラーメン屋は特に回転率が早い飲食店になるので、速やかに接客、提供が必要でバッシング後の掃除にもスピードが求められそうですね。
店舗にもよるかと思いますが、ホールスタッフがトッピングをしたりすることもあるかもしれません。
そういった場合はメニューも覚えてトッピングしていかなければならないのでその分大変さは増すでしょう。
ラーメン店の時給は平均900~1000円前後です。
22時以降は深夜手当もつきますので、大変だけどしっかりシフトに入れば稼ぐこともできそうですね。
店長が怖いイメージが…。怒られるか心配。
発声練習がある店舗もあるとお話ししたように、体育会系の方が多いイメージです。
基本的な挨拶や礼儀を大切にしている店長が多いのかなと思っています。
これはラーメン屋に限らず大切なことです。
どんな場所で仕事をするにも、基本は身に付けておくと良いでしょう。
人に怒られたくないのは当たり前です。
私も怒られたくありません。
でも、仕事をしていて理由もなく怒る人はいないのではないでしょうか。
自分に非がなかったか考えてみることも必要です。
それでもなぜか怒っている、なんだか機嫌が悪いということもあるでしょう。
忙しくていっぱいいっぱいであったり、その人なりの理由があるのかもしれません。
性格の問題もあったりするかもしれませんが、こればかりは働いてみないとわからないので働きたい店舗があるなら、事前にお客さんとして足を運んでみるのも良いでしょう。
ラーメン屋のバイトに慣れるまでの期間
私の経験から考えさせて頂きます。
勤務する日数・勤務時間にもよるかと思いますが、約1ヵ月くらいで慣れてくるのではないでしょうか。
私はラーメン屋ではありませんが、飲食店数か所でアルバイト経験があります。
ホールだけではなく、キッチンでも経験があります。
キッチンの時は早く慣れるために、メニューやレシピを持ち帰って読んでいました。
あとは、現場で場数をこなしていくしかないと思い、先輩たちにフォローしてもらいながら1か月くらいかけて慣れてきた覚えがあります。
毎日勤務するならもっと早く慣れることができそうですね。
ラーメン屋のバイトをすると匂いが気になる?対策は?
スープやにんにくの匂いが衣服に付きます。
洗濯してもなかなか落ちないので、アルバイト専用の衣服を準備し他の洗濯物とは別で洗うようにしておいた方が良いでしょう。
髪の毛はなるべくまとめておくと匂いがつく範囲が狭くなります。
体や髪の毛はお風呂に入れば匂いは取れますが、食材を切ったりしていると手に匂いはついてしまいなかなか取れないと思います。
勤務中もこまめに手を洗うのが良いでしょう。
バイト後に予定を入れる場合は、一度シャワーに入る時間を作っておくといいかもしれません。
ラーメン屋のバイトの男女比
男性が多いイメージですが、女性にも人気のようです。
まかないが食べられたり、高時給の店舗もあったりしますし、ラーメン好きの女性が増えていることも理由かもしれませんね。
私の友人もラーメンが大好きだから、ラーメン屋でバイトすると話していました。
男女比で考えると、やはり男性の方が多いのでそこに女性が入ると可愛がってもらえるという話も聞いたことがあります。
看板娘になると、お客さんも増えそうですね。
ラーメン屋のバイトに向いている人
元気があって明るい人、そして体力がある人が向いているように感じます。
激務な中でも笑顔で接客している店員さんがいると、お客様も嬉しいですよね。
自分には向いていないかも・・・と思っていても働いてみると意外と合っているということもあるかもしれませんよ。
まとめ
ラーメン屋でバイトをすると、痩せることが出来る条件はいくつかありますね。
ですが、まかないの量や食べる時間には注意が必要なので、これからラーメン屋でバイトをしようと検討中の方は意識してみてください。
素敵なバイト先に出会えますように。