古米とは収穫から1年以上経過している古い米です。
食べられないわけではないのですが、大量にあると処分の仕方に困りますよね。
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食べたくないけど捨てるのも罪悪感が…
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寄付したり、肥料にしたりするのはどう?
動物園で餌として引き取ってくれるところもあるよ。
・古米の寄付先・引き取り先
・肥料として活用する方法
・古米を美味しく食べる方法
食べられるお米を捨てるのは嫌ですよね。
それなら寄付をおすすめします。
古米は寄付できる!
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古米を寄付することができます。
ですが食べ物として活用するので、カビが生えていないこと、虫が湧いていないことが条件になります。
いくつか寄付できる場所を紹介します。
動物愛護団体
例として、こちらの県のサイトをご紹介しますね。
各県に動物愛護団体や動物愛護センターがあります。
支援物資について掲載している団体もあれば、そうでない団体もあります。
寄付について直接問い合わせてみるのが確実です。
少しでも動物たちの力になることができると考えると嬉しいですよね。
市原ぞうの国
千葉県にある、国内最多数のゾウが暮らしている動物園です。
規模は小さいながらも、餌やりができたりゾウに乗ることができたりすることから人気の動物園です。
ゾウは多くの動物園にいますが、ショーが見られる動物園は珍しいですよね。
私はタイに行ったときにゾウのショーを見ましたが、日本では見たことないなー。
ゾウの他にもカピバラやカバなどの動物もいます。
たくさんいるゾウたちのエサとして、古米の寄付をお願いしています。
ゾウは草や木を含めて、1日に200〜300キロも食べるんだとか。
寄付してもらえると、ゾウたちも喜びますね。
セカンドハーベストジャパン
こちらは、日本で初めてのフードバンクです。
企業からだけではなく、個人からでも食品の支援を受け付けています。
支援したい方だけではなく、支援を受けたい方も利用することができます。
このような制度を利用して、お互いを助け合うことができるのはとても素敵なことですよね。
古米を処分してくれる引き取り業者は?
養鶏場や精米株式会社等で引き取ってくれる所もあります。
古米を鶏のエサとして活用してくれます。
また、ジモティ―というサイトで引き取りを希望されている方も多くいすよ。
食べ盛りの子どもがいるので譲ってください、家畜のエサにしたいので譲ってください等といった理由で募集がありましたよ。
ただ、食品として引き取りたいと思っている方が多いようなのでカビが生えていたり、虫が湧いてしまっている古米は断わられるでしょう。
古米は買取してもらえる?
![中古品の買取査定](https://studiokiki.jp/wp-content/uploads/2022/02/ill-kaitori-satei-01.png)
![中古品の買取査定](https://studiokiki.jp/wp-content/uploads/2022/02/ill-kaitori-satei-01.png)
お米生産者に対しての買取をしている場所はいくつかあります。
しかし、個人で古米を買取している業者は見当たりませんでした。
個人となると少量になることが予想されるので難しいのかもしれませんね。
古米の活用方法。肥料にしよう!
古米を畑に撒くことで、有機肥料になるようです。
デンプンだけではなく、タンパク質やミネラルが豊富に含まれているので肥料として優れています。
しかし、注意点があります。
必ず土深くに古米を埋めることです。
肥料を撒く=土の上にパラパラと撒くイメージがありますよね。
古米の場合はそうしますと鳥に食べられてしまいます。
また、古米自体が腐敗して悪臭の原因となることがあります。
それを防ぐためには、土を深く掘って古米を埋めることが大切です。
古米の処分方法
処分するならば、燃えるゴミです。
袋に入れて、空気を抜いて燃えるゴミの日に出しましょう。
- 虫が湧いている
- カビが生えている
- 悪臭がする
このような状態の古米は食べられません。
お米を研いだ時に、とぎ汁が白ではないお米もカビが原因です。
匂いでは判断できないときは、お米を洗ってみて匂いが軽減するようであれば大丈夫です。
洗っても判断できない場合は食べないのが無難でしょう。
お米は生鮮食品なので匂いがつきやすいです。
私は学生のころ、たまねぎと一緒の段ボールに保管していてお米がたまねぎ臭くなってしまった思い出があります(笑)
そもそも古米はいつまで食べられるの?
![ご飯(米)](https://studiokiki.jp/wp-content/uploads/2022/08/photo-rice-01.jpg)
![ご飯(米)](https://studiokiki.jp/wp-content/uploads/2022/08/photo-rice-01.jpg)
収穫から2年後のお米は古古米、3年後のお米は古古古米というように「古」が増えていきます。
カビが生えていない、虫が湧いていない古米であれば食べられます。
何年前のお米であっても、判断基準は同じになります。
お米は生鮮食品なので、精米後は内部から酸化が進んでいきます。
古米はそれが進んでいる状態です。
なので、白米として炊いてもパサついていたり匂いが気になることが多いので、まずい米と言われることが多いです。
チャーハンやオムライスなど、お米自体に味を付ける料理にすると風味も気にならず美味しく食べられるでしょう。
古米を炊く時にもいくつか工夫をすると良いです。
手のひらで洗う
お米を洗う時、指でクルクルと洗いますよね。
古米は両手でお米を挟んでしっかり洗います。
匂いを取ることが目的です。
擦りすぎてお米自体を傷つけないように注意が必要ですが、ここでしっかりと洗うことで匂いが落ちます。
氷と一緒に炊く
古米1合に対して30gの氷を入れて、いつも通りご飯を炊くだけでふっくらと美味しいご飯が炊けるそうです。
この方法は、古米関係なく、いつも予約して炊飯している人にもおすすめです。
夏場は8時間以上お米を浸水させていると食中毒の危険があります。
それを防ぐために氷を入れて予約炊飯すると良いですよ。
みりんを混ぜて炊く
3合に対して大さじ1のみりんを入れて炊くと、美味しく炊きあがります。
これは私の母が教えてくれたのですが、テレビでも見たことあるので有名な方法だと思います。
気になる匂いはみりんのアルコールが飛ばしてくれて、ほどよい甘みもついてふっくらします。
まとめ
捨てるまでの状態ではない古米の活用方法、思ったよりも多くありますね。
大量消費するには、無料で引き取ってくれる方に譲るのが簡単かもしれません。
困っている方たちの力になるのもよし、自宅で工夫して美味しく頂くのもよしですね。
なにより、いつも美味しいお米を作ってくれている生産者さんに感謝ですね。