保育園行きたくない!先生が怖い・嫌い!と言う時の対処法を保育士が解説。園への伝え方、声掛け、休ませた方がいいか?など

保育園に行きたくない理由が「先生が怖い・嫌い」

登園時になると行きたくない!

と泣き出してしまうお子さんにお困りの保護者の方いらっしゃいますか?

ライターもえ先生のプロフィール

ただ行きたくないというのであれば

「行ったら楽しいよ!いっておいで」

と送り出せますがそこで

「先生が怖い!」

と言われるとちょっと戸惑いますよね。

保育園はある意味、閉鎖的な場所です。

お子さんの話と連絡帳だけでは、日中の様子が見えにくいことがあります。

保育園を信頼して預けているけれど、この話をどこまで信用するか迷いますよね。

なかなか難しいこういった場合の対処方法をこの記事で保育士が答えていきますので参考にしてみてください。

本当は先生が怖くないのに、行きたくないから嘘をつくことはある?

この答えとしては

あります!

先生が怖いという主な原因は

  1. 保育園に行きたくないから何かしら理由づけしているだけ。
  2. 何かトラブルがあって怒られた。
  3. 保育士の指導とお子さんの気持ちが合わない。
  4. 虐待などの不適切な指導がある。

だと思います。

1.保育園に行きたくないから何かしら理由づけしているだけ。

1つ目の保育園に行きたくないから理由づけしてるだけという場合

お子さんが怖がった時にママやパパ、周りの大人はお子さんを安心させようと行動しますよね?

なのでお子さんの中では

「怖いと言う=守ってもらえる」

このふたつが結びついています。

なので、語彙力の少ないお子さんが自分なりの言葉で登園したくないことを伝える時に怖いという言葉が飛び出して来ることがあります。

2.何かトラブルがあって怒られた。

2つ目は何かトラブルがあって怒られてしまったという場合。

これはよくあることですが、お友達とのトラブルなどで保育園で怒られてしまって、お家で「先生、怖い」とママやパパにお話しするパターンです。

よくないことを叱るのは、保護者の方の代わりにお預かりしている私たち保育士の役目です。

申し訳ないですが、お子さん本人や他の子に危険が及ぶ行動は「怖い」と思われるくらいに厳しくしかる事もあります。

うちの子も「〇〇先生に怒られた…。」とたまに園から帰って来ますが

「そっかー」と共感しすぎず軽く流すようにしています。

3.保育士の指導とお子さんの気持ちが合わない。

3つ目は保育士の指導とお子さんの気持ちが合わないという場合。

例えば、甘えんぼでお家ではママに手助けしてもらう場面が多いお子さんと自分でできるようになって欲しい先生がいるとしましょう。

先生は自分でできるようになって欲しい思いからお子さんに様々なことを頑張らせようとします。

しかし、お子さんは甘えんぼな部分があるので自分の甘えを受け入れて欲しい気持ちがある。

なので、ちょっと甘えたくて「先生やって」と言っても先生は「自分でやってみようね」といつも言われる。

こんな感じで先生の気持ちとお子さんの気持ちに、ちょっとしたズレがあり、それを子どもが説明しようとした時に「先生、怖い」が出てくるパターンです。

先生は今後困らないように自分でできるようにしてあげたい。

一方、お子さんはちょっとだけ甘えたい。

この場合はお子さんのためにもきちんと保育士と話をしてズレを解消したいですよね。

この後で「先生、怖い」と言っている時の伝え方をきちんと教えますので安心してくださいね。

4.虐待などの不適切な指導がある。

4つめは虐待等の不適切な指導がある場合です。

ただその時は

  • 保育士を見て明らかに怯えている。
  • 夜泣きが増える。
  • 元気がない。

など保護者の方からみておかしいなと思える行動が伴っていると思います。

日頃からお子さんの様子をよく見て、明らかにおかしい場合は気をつけてあげて欲しいです。

私が保育士をしてきて体感で一番多いのが、1と2の理由です。

3はたまにあり、おとなしいお子さんに多いパターンです。

4はほとんどないですが、お子さんの様子に気を付けて見ていかなくてはならないパターンです。

先生に「子どもが先生を怖いと言っている」と伝えていいの?伝え方は?

伝えて欲しいです。

上記の2番目の場合のようにお子さんにあった保育ができてないため、子どもから怖いという単語が出てくる場合もあります。

でも、その事実を知らなければ改善しようがありません。

なので、お子さんからネガティブなワードが出てきた時は教えて欲しいです。

ただし、怒られたことが原因の場合は、お子さんが特定の先生を怖がるようになった時以外は伝えない方がいいと思います。

また、お子さんから保育士の名前が出ている場合はその先生に直接言うのは避けましょう。

お子さんの言っていることが事実ではなかったときには、担任の先生との関係がギクシャクしてしまう原因になってしまいます。

また、本当のことを言っていた場合、考えたくないですがお子さんへの当たりが強くなる可能性があります。

どんな場合も保育園に「子どもが先生を怖いと言っている」と伝える時は、お子さんから名前が出てきた先生とは別の先生に伝えるようにしましょう。

リーダーの先生がわかっているのであれば、その先生に伝えるのがベストです。

リーダーの先生がわからないのであれば、ママやパパが1番信頼出来る先生に伝えてください。

また、具体的に名前が出ていない場合もそのクラスで1番信頼出来る先生にお話をしましょう。

その時の伝え方は最初にズバッと本題に入るのではなく

  • 保育園での様子で変わったことがないか

から入ると話しやすいと思います。

担任の保育士に相談しても解決しない場合は…

場合によってはお子さんと保育士の信頼関係を再構築しなければならないパターンもあり、時間がかかることがあります。

不適切な指導がない限り、なるべく見守って欲しいと思いますが、

  • 保育士の態度が改善しない。
  • お子さんの情緒不安定がさらに酷くなった

などあきらかに状況が悪化した時は、園長先生に伝えてもいいと思います。

たまに保育園の不満を市の教育委員会に直接、持っていく保護者の方がいますが、保育園側としてはいい印象にはならないのでお子さんをその保育園に通わせるつもりがあるのであれば慎重にして欲しいなと思います。

とはいえ、同じ保育士の立場から不適切な指導をしている保育士は絶対に許すことができないので、場合によっては教育委員会に訴えることも視野にいれておいていいと思います。

子どもが保育士を怖がっている場合、休ませたほうがいい?仕事で休ませるのが無理な場合は?

理由が登園拒否な場合は、休ませずにいつもと同じように行かせた方がいいと思います。

何故かと言うと嫌なことがあった時に

「事実と違うことを言って逃れることが出来た。」

という成功体験を作ってしまうのはお子さんのためにはなりません。

お子さんの言っていることを否定して怒る必要はありませんが、事実と違うことを受け入れても良くないことです。

そういう経験が積み重なれば、嘘をついても平気な子に育ってしまいます。

こういった時は否定も受け入れもしないことが大事です。

怒られた時の場合も同じように休ませない方がいいと思います。

これ以外の理由であれば休ませてしまうこともひとつの手だと思います。

休ませてあげたいのに仕事が休めない時は、ベビーシッターやファミリーサポートなど子育て代行サービスを利用するのも選択肢に入れるのはどうですか?

家庭では子どもにどう接したらいい?よい声掛けが知りたい!

先生が怖いとお子さんから聞いた時に大体のママやパパはびっくりして、とりあえずお子さんから詳しい話を聞き出そうと

  • 先生のどんなところが怖いか
  • なぜ怖いと思うのか
  • 何をされたの?

などを心配でしつこく聞いてしまいがちですよね。

でもこの対応は良くないです。

大人からは詳しいことを聞きすぎないようにしてください。

子どもは架空の話を何度もしているうちにそれが本当のことだと思い込んでしまうことがあります。

お子さんのお話が事実でなかった場合、お子さんの中で自分が話していることが本当のことになってしまい、お子さんと保育士の信頼関係にヒビが入ってしまうことになるのでやめましょう。

また、「先生が怖い」が事実でも大人にいろいろと聞かれるうちに、お子さん本人も何が本当のことだったかわからなくなってしまうことがあります。

じゃあどうしたらいいの?と疑問が湧いてくるかと思います。

なるべくお子さんから話してくれるまで待ちましょう。

そういう大事な話は、リラックスした瞬間に出てきます。

例えば寝る前やお風呂の中でお子さんの方からポロッと話してくれることが多いです。

うちの子も寝る前やお風呂の中で、先生との話し合いが必要な内容のお話をしてくれることが多いです。

そして、お子さんが話し始めてくれた時に2つ大切なことがあります。

  • 淡々と話を聞く
  • 絶対に大人が口を挟まない。

ということです。

大人が大袈裟に反応してしまうと被害者意識が強くなって話が大袈裟になってしまうことがあります。

また、途中で口を挟んでしまうとお子さんも自分が言いたいことがわからなくなってしまうのでやめましょう。

まとめ

  

最後に簡単にまとめるとわが子が「先生が怖い」といった時に大切なのは

  1. 一度冷静になる。
  2. 理由を考える。
  3. 理由をしつこく聞きすぎない。

ということです。

難しいですが鵜呑みにしすぎても、嘘だと決めつけても行けないと思います。

また私は一保育士としてお子さんがこう言う時には子どもなりの理由があり、一言に嘘だと言ってしまうのは違うと思っています。

なのでこの記事上もあえて嘘という表現は使いませんでした。

この記事を読んでなぜその言葉が、出てきたのかを考える手がかりになったり、保護者の方やお子さんの不安を解消できたりできたなら幸いです。

また万が一、不適切な指導をしていることがわかった時は園長や教育委員会に伝えて一刻も早くお子さんを良くない環境から脱出させてあげてください。

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