ハンガーラックを買ったのはいいけど、衣服の重さで横のバーが下がってしまうと困りますよね。
ネジで固定するタイプのハンガーラックの場合、ネジを力いっぱい締めるのも、固定するプラスチックの部分が割れてしまわないかと心配ですし…。
そこで、ハンガーラックが落ちる時の対策を、お手軽にできるものから丈夫な補強方法まで、5つの方法をご紹介します!
どうしてハンガーラックが下がるの?原因は?
ハンガーラックが下がる原因は、衣服の重量が重くて、ハンガーラックのサイドのポールがずり落ちてしまうからです。
しっかり固定されていれば下がらないわけですよね。
そこで、サイドのポールが下がらないよう「ストッパー」になるものを加えて、ハンガーラックを補強していきます。
ハンガーラックが下がる時の対策1.キャンプグッズで補強
一番簡単に対策ができて、見栄えも良く、便利な方法です。
ただ、手軽にできる分、強度的には他の方法と比べて一番弱いです。
100均に行くと、アウトドア用の「フッククリップ」というものが売っています。
下の写真のようなものです。
- アウトドアクリップ
- コンビニハンガー
という商品名で売っていることもあります。
このフッククリップは、本来の使い道は、キャンプなどでテーブルの脚などにくっつけて、そこにレジ袋をひっかけて簡易ゴミ箱にしたり、水筒をひっかけたり、というように使います。
私のフッククリップは100均で買いましたが、かなりしっかりしていて挟む力も強いのでずり落ちにくいです。
このフッククリップを、ネジ部分に挟んでおくと、フッククリップがストッパーの役割になってハンガーラックが下がりにくくなります。
私の家にパイプハンガーが無いので分かりにくいですが、ハンガーラックの伸縮を調整する部分に、このフッククリップをとめて、ストッパー代わりにしてください。
フッククリップは、左右それぞれ、つまり2つ購入してくださいね。
ラックのずり落ち防止だけでなく、このフッククリップに帽子や軽いバッグなども掛けられるので便利ですよ。
この方法でも、下がる力のほうが強ければ、フッククリップがずれてしまい、結局ハンガーラックが下がってしまいます。
その場合は、他の方法を試してください。
ハンガーラックが下がる時の対策2.ポールをテープで巻く
バーをビニールテープなどでぐるぐる巻いて、ポールの部分を太くします。
ビニールテープを巻いた分だけ厚みがでるので、その厚みにひっかかり、下がりにくくなります。
ちょっと画像が汚くてお見苦しいですが、分かりやすいように画像を貼りますね。
この写真は、洗濯物を干す洗濯ハンガーです。
ハンガーラックではありませんが、やり方はハンガーラックでも同じなので、参考のために画像をはりました。
この洗濯ハンガーは、白い留め具の部分で高さを調整できるようになっているんですが、洗濯物の重みで下がってきて困っていたんですよね。
なので、ガムテープを2重ぐらいに巻いて厚みをだして、上の白い留め具の部分がずり落ちてこないようにしています。
ガムテープでも結構強力なようで、補強してから1~2年ぐらい経っていますが、ずりおちてこないです。
洗濯ハンガーの場合は、上の白い部分が下がって欲しくないので下にガムテープを巻いていますが、ハンガーラックの場合は、留め具の上にビニールテープやガムテープを巻いてくださいね。
ハンガーラックが下がる時の対策3.割りばしで補強
対策2の強化バージョンです。
ビニールテープを巻いたけど下がる場合は、割りばしなどと一緒にポールにビニールテープを巻きます。
厚みが出るので、ビニールテープを巻いただけの時よりも補強が強くなります。
問題は、見かけがイマイチなことですね。
ハンガーラックが下がる時の対策4.パイプの中に詰め物をする
パイプの伸縮する部分は、入れ子のようになっていますよね。
なので、パイプハンガーの上の部分をいったん引き抜いて、下の方のパイプの中に詰め物をする方法です。
パイプ部の中の詰め物に当たるので、パイプが下がっていかないという理屈です。
- パイプのに入る直径の頑丈な木の棒
- 木の玉(イメージとしては、ビー玉がガラスではなく木でできているもの。Amazonや100均に売っています)
を詰め物として入れるのが、簡単でいいですね。
ハンガーラックが下がる時の対策5.パイプに穴を開けてボルトで固定
ちょっと大変ですが、頑丈になる対策です。
家庭用のドリルでパイプに穴をあけて、ボルトで固定します。
家にドリルがあるといいですが、ドリルがない場合は、ドリルを買わないといけないので費用がかかるのが難点です。
下がらない対策の前に確認すべき2つのこと
左右の高さを確認
ハンガーラックの左右の高さが違うと、バーが下がりやすくなります。
見た目では斜めにはなっていなくても、測ると微妙に違っていることもあります。
メジャーで測って印を付けるなどして、左右同じ高さになっているかチェックしてみてください。
耐下重量を確認
次に、ハンガーラックには耐下重量(重さの制限)があります。
耐荷重量以上に衣服をかけすぎていると危険なので、重量オーバーになっていないかを確認してみてくださいね。
まとめ
補強する前に、
- 左右の高さは同じになっているか?
- 耐荷重量をオーバーしていないか?
の2つを確認しましょう。
そして、下がる対策として、
- キャンプ用品のフッククリップで補強
- ビニールテープを巻いて補強
- ビニールテープと割りばしなどの棒で補強
- パイプの中に詰め物をして、下がらないようにする
- ボルトで補強
の5つをご紹介しました。
「ハンガーラックが下がる問題」が解決すると嬉しいです。
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