デッドリフトは、ベンチプレス・スクワットと並んでパワーリフティングの3大競技と呼ばれています。
そんなデッドリフトは何キロ持ち上げると、すごいのでしょうか?
筋トレなどの経験が無い初心者の方なら、体重×1キロを持ち上げることが出来ればすごいと言える重さです。
70キロの男性なら、70キロを持ち上げることができればすごい!ということになります。
ただし、女性や経験者の方であれば、すごいと言われる重量も変ってきます。
この記事では、
- 男性女性別の重量の目安
- 筋肉芸人のなかやまきんに君と野田クリスタルは何キロ持ち上げられるのか?
- 世界一の人は何キロ持ち上げたのか?
などをご紹介します。
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目次
デッドリフトは何キロからすごい?

デッドリフトで持ち上げるバーベルの重さの目安は、体重によって変わります。
筋力量が多い方は体重も重くなる為、持ち上げる重量も重くなります。
初心者の方とアスリートクラスの方で、持ち上げたらすごいと言われる基準を男女別にご紹介します。

初心者が持ち上げるとすごいと言えるバーベルの重さは?
初心者の場合だと、男性は体重×1キロ・女性は体重×0.6キロが平均値となります。
つまり、この平均値以上のバーベルを持ち上げられると、すごいと言える重さです。
平均値で考えると、男性の平均体重が約65㎏なので、65キロ以上のバーベルを持ち上げる事が出来ればすごいと言えるでしょう。
女性の場合は平均体重が約52㎏なので、32キロ以上のバーベルを持ち上げられると、すごいでしょう?と自慢しても良い重さです。
体重別の平均重量【初心者編】
【男性】
体重 | 平均重量 |
65㎏ | 66キロ |
70㎏ | 73キロ |
80㎏ | 86キロ |
90㎏ | 98キロ |
100㎏ | 110キロ |
【女性】
体重 | 平均重量 |
45㎏ | 27キロ |
50㎏ | 30キロ |
60㎏ | 36キロ |
70㎏ | 42キロ |
80㎏ | 47キロ |

アスリートならここまで持ち上げるとすごい!
アスリートの場合は、持ち上げるバーベルの重さが一気に上がります。
平均体重である65㎏の男性であれば、約200キロのバーベルを持ち上げると、アスリートの中で平均以上となります。
なんと、体重比の3倍以上を持ち上げて、やっと平均以上なんです。
ここまで持ち上げると、本当にすごいと驚くレベルですよね。
女性の場合であれば、平均的な45㎏の体重の方で、約125キロのバーベルを持ち上げると平均以上となります。
こちらは、体重比の2.7倍以上を持ち上げている計算です。
女性でこんなに重たいバーベルを持ち上げるなんて、本当にビックリですね。
体重別の平均重量【アスリート編】
【男性】
体重 | 平均重量 |
65㎏ | 200キロ |
70㎏ | 211キロ |
80㎏ | 235キロ |
90㎏ | 254キロ |
100㎏ | 275キロ |
【女性】
体重 | 平均重量 |
45㎏ | 125キロ |
50㎏ | 132キロ |
60㎏ | 145キロ |
70㎏ | 156キロ |
80㎏ | 166キロ |
デッドリフトとは?
デッドリフトは、背中、お尻、太もも裏を鍛える代表的なウェイトトレーニングです。
簡単にやり方を解説します。
- バーベルの棒の下に足がある状態で立ち、肩幅と同じ程度に足を開く。
- 背中を伸ばしたまま、膝を曲げて床に置いてあるバーベルをつかむ。
- 背中を曲げないように、体を起こしバーベルを持ち上げる。
「デッドリフトとはそもそも何?」という人も、バーベル無しでも上記の動きを試して貰えれば、デッドリフトがどんな競技かお分かり頂けたのではないでしょうか?
デッドリフトの世界記録に驚愕!

世界には、とんでもない重さのバーベルを持ち上げる方がいます。
デッドリフトの世界記録は、どれだけの重さを持ち上げたと思いますか?
男女別に世界記録をご紹介します。

男性の世界記録はホッキョクグマと同じ重さ!
ポーランド出身のハフソー・ユリウス・ビョルンソンが502.5キロの重さを持ち上げたとして、現在の世界記録と言われています。しかし、この記録は公式記録には認定されていません。
実は、練習中に達成されたもので、ジャッジも居ない状況だったのです。
公式記録として残っているのは、ハフソー・ビョルンソンが記録した501キロです。
彼はアスリートではなく、なんとアイスランドの俳優なんです。
どちらにしても、500キロ以上を持ち上げるなんて、とんでもない記録ですよね。
女性の世界記録はジャイアントパンダ3頭分!
女性の世界記録は、ベッカ・スワンソンが樹立した305キロです。
なんと、彼女はデッドリフトだけでなく、ベンチプレス、スクワットなど複数のパワーリフティングの世界記録も持っています。
まさに、世界一のストロングウーマンなんです。
そんな力持ちの彼女の職業は、プロレスラーなんです。
さらに過去にはボディービルやパワーリフティングの経験もあります。
世界記録も納得の人物ですね。
なかやまきんに君と野田クリスタルは200㎏越え?

お笑い芸人で、筋肉芸人として有名な、なかやまきんに君と野田クリスタルの2人。
実は、そんな2人がYouTubeの中でデッドリフト対決をしているのをご存知でしょうか?
ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】という、なかやまきんに君のYouTubeチャンネルです。
2人は体重がほぼ同じで、約75㎏だそうです。
対決するには、ピッタリの条件ですね。
ちなみに、ウェイトトレーニングをする際は、腰にベルトをする人としない人がいるそうです。
ベルトをすると、体勢が崩れるのを防いでくれます。
一方で、体幹を使いにくくなるというデメリットもあります。
今回、なかやまきんに君はベルトなし、野田クリスタルはベルトありでの挑戦です。
対決の内容は、100キロから徐々に重さを増やしながら、交互にデッドリフトを行っていきます。
さすが、筋肉芸人だけあって、2人とも順調にクリアしていきます。
どっちが勝った?気になる結果は!
さて、2人は体重の何倍の重さを持ち上げたのでしょうか?
気になるデッドリフト対決の結果は、なかやまきんに君が170㎏!
なんと、体重比の2倍以上の重さです。
さらに、野田クリスタルは200キロでした!
こちらは、体重比の2.5倍以上にもなります。
流石に200キロを上げるときには、体のラインが少しブレながらでしたが、見事に持ち上げておりました。
ちなみに野田クリスタルの過去の最高記録は230キロだそうです。
もう、お笑い芸人の域を超えています。
今回の勝負は野田クリスタルの圧勝でした。

デッドリフトが強い人の特徴3つ

ここまで、デッドリフトのすごい人を紹介してきましたが、そんなデッドリフトが強い人には3つの特徴があります。
- 腕以外の筋肉で持ち上げる
- 持ち上げる時の姿勢がキレイ
- 柔軟性も高い
この3つを意識しながら、デッドリフトのトレーニングを行えば、あなたもアスリートクラスになれるかもしれません。
それでは、3つのポイントを詳しく解説していきます。
腕以外の筋肉で持ち上げる
腕の筋肉だけで持ち上げようとしても限界があります。
デッドリフトは背中、お尻、太もも裏を鍛えるトレーニングです。
つまり、この3つの筋肉をしっかり使うことで、自分の体重以上の重さを持ち上げることが出来るのです。
持ち上げる姿勢がキレイ
デッドリフトをする時は、背中を丸めずに正しい姿勢で行うことが大切です。
背中を丸めてバーベルを持ち上げると、腰にかかる負担が大きくなります。
腰を痛めてしまうと、重いものを持ち上げることが出来ません。
正しい姿勢で効率よく力を伝えることは、筋トレ全般で大切なことです。
柔軟性も高い
柔軟性が低い人は筋肉の可動域が狭く、同じ筋トレをしていても効果が減ってしまいます。
逆に、柔軟性がある人は筋肉の可動域が広いので、効率的なトレーニングが出来ます。
つまり、筋肉の付きやすさに差が出るのです。
さらに柔軟性が高い人は、怪我をしにくいというメリットもあります。
筋トレの前にはストレッチを必ず行いましょう。
今回は、デッドリフトの持ち上げるとすごいと言われる重さを紹介しました。
初心者の方は自分の体重以上のバーベルを持ち上げられるように、トレーニングに励んでいきましょう。

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