ゴキブリを見つけた際に、駆除できずに逃がしてしまった経験はありませんか?
できることなら、勝手に出ていって欲しいと思う方も少なくないはずです。
結論から言うと、ゴキブリが勝手に出ていくことはあります。
しかし、その可能性はかなり低いんです。
残念なことに、あなたの家に居座っている可能性の方が非常に高いんですよ。
そこで、ゴキブリを駆除できなかった際の対処法をお伝えしていきます。
こちらの機械は、超音波でゴキブリだけでなくネズミよけもできます。
ゴキブリが出て不安なら、このような機械を置いておくと安心。レビューもよく、デザインもおしゃれです。
ゴキブリが勝手に出ていく可能性が低い理由
さきほど、ゴキブリが勝手に出ていくのは低確率だとお伝えしましたが、出ていくことがないわけではありません。
とは言え、変に期待を持たせてもいけないので、なぜ家に居座る可能性の方が高いのかを理解しておきましょう。
ゴキブリが生きていく為に必要なのは、安心して暮らせる場所と食べ物です。
外にはゴキブリの天敵も数多く存在しています。
猫
ネズミ
蜘蛛
アリ
ムカデ
ヤモリ
カエル など
家の中であれば、安心して暮らせる暗くて狭い場所があり、水や食料もあるのでゴキブリにとっては住みやすい環境です。
まずはゴキブリが隠れやすい場所探そう
ゴキブリを駆除できずに逃した場合は、勝手に出ていくことを期待するよりも、逃したゴキブリが隠れた場所を見つけて確実に駆除しましょう。
ゴキブリのオアシスを探そう
家の中にはゴキブリが過ごしやすい、オアシスのような場所が存在します。
ゴキブリが好きな場所の特徴は「暗い」「狭い」「暖かい」「湿気が多い」です。
家の中でゴキブリを逃してしまったら、ゴキブリのオアシスになっている場所を探して駆除しましょう。
流し台や排水溝
新聞紙や段ボールの間
観葉植物
家電の隙間
エアコン
このようにゴキブリが好きな場所は、どのご家庭にも必ずあるので、清潔に保つように心がけましょう。
部屋にゴキブリがいるか確かめる方法
自分の家にゴキブリがいるのかどうか気になりますよね?
確かめる方法としておススメなのが、ごきぶりホイホイを設置しておびき出すことです。
ごきぶりホイホイには、ビーフ、えび、野菜などの素材をそのまま再現した強力誘引剤(害虫を誘い寄せる薬剤)が仕込まれています。
設置場所はシンクや冷蔵庫の裏などゴキブリが好きそうな場所ならどこでもOKです。
ゴキブリは夜行性なので、設置が完了したら寝て待ちましょう。
翌朝チェックしてゴキブリが捕まっていたら、いつから住みついていたか分からないので、すぐにゴキブリ対策をおススメします。
天然成分なので安心!見た目もおしゃれなゴキブリ除けです。サイトによって金額が違うので比べて買うのがおすすめですよ。
ゴキブリに逃げられた!怖くて眠れない時はどうする?
ゴキブリに逃げられてしまうと、怖くて眠れないですよね。
ゴキブリは夜行性なので、電気を消して寝ようとするときに動きが活発になります。
逃げられた場合は「スプレー式」と「置き餌式」の殺虫剤でゴキブリ駆除をするようにしましょう。
スプレー式殺虫剤
スプレー式の殺虫剤の特徴は、即効性が高いことです。
ゴキブリの居場所が分かっている際には、迷わずスプレー式の殺虫剤を使用しましょう。
中でも、ゴキブリが好きな狭い場所にスプレーが届くように、ノズルが付属している物がおススメです。
また、小さいお子さんが居る場合やペットを飼っている際は、危険な殺虫成分を含んでいないタイプを使用するようにしましょう。
置き餌式殺虫剤
置き餌式の特徴は、長期間に渡り効果を発揮すること・複数のゴキブリをまとめて退治できることにあります。
置き餌式の効果を発揮するには、どこに設置するのかが非常に重要で、ゴキブリの通り道を設置場所にします。
また、餌を食べたゴキブリの卵にまで効果が発揮できるタイプがおススメです。
置き餌式はスプレー式よりも、即効性は劣ります。
その為、殺虫成分が効果を発揮する前に、卵から子供が孵化してしまこともあります。
卵にまで作用するタイプであれば、未然に防ぐことができるのです。
ゴキブリが逃げたのを放置したらどうなる?
ゴキブリを見つけたときに、駆除しようとして逃げられた経験ってありますよね?
さらに「とりあえず次に出てくるまで放置しておこう」と思っている方は非常に危険なんです。
そこで、ゴキブリを逃がしたままで放置しておくと危険な3つの理由を知っておきましょう。
- ゴキブリがドンドン増える
- アレルギー症状の原因になる
- 家電製品がダメになる
1.ゴキブリがドンドン増える
ゴキブリは1匹いたら100匹いると言われていますが、繁殖力はそれ以上なんです。
1匹のメスゴキブリが生涯に産む子どもの数は、なんと500匹にもなります。
もしも、100匹のうちメスが50匹だとしたら、25,000匹もの子どもを産む計算です。
恐ろしくて想像もしたくないですよね。
しかも、ゴキブリのすごいところは1度の交尾だけで、何度でも卵を産み続けるという所です。
これだけでも、ゴキブリを放置しておくのは危険ですね。
2.アレルギー症状の原因になる
ゴキブリが原因で発症する「ゴキブリアレルギー」をご存知でしょうか?
これは、ゴキブリの死骸やフンが要因のアレルギー症状です。
死骸やフンは時間が経過すると、コナゴナになっていき、それを吸い込んだ事が原因で発症します。
症状は、咳・鼻水・鼻づまりです。
「ゴキブリもアレルギー物質になる」ということを覚えておきましょう。
3.家電製品がダメになる
ゴキブリは家電製品にダメージを与えるので要注意です。
イメージが無いかもしれませんが、ゴキブリは噛む生き物なんです。
また、雑食であるゴキブリは髪の毛・ホコリ・壁紙など何でも食べます。
しかも、電気コードをかじってショートさせてしまうことすらあります。
もしも、冷蔵庫や電子レンジなどの家電をゴキブリに壊されては悔しくて仕方がありません。
このようにいなくなったゴキブリを放置していると、良いことは何もありません。
ゴキブリに逃げられた時の3つの対策
ゴキブリに逃げられた時に一番大事なのは、他の部屋に逃がさずに対処してしまうことです。
ゴキブリは、とても敏感で動きも早いため、注意して駆除しないと簡単に逃げられてしまいます。
そこで、ゴキブリに逃げられた際に注意するポイントを3つ紹介します。
- 静かに行動する
- 見失った付近で殺虫剤を使用する
- くん煙剤を使用する
1.静かに行動する
ゴキブリを見失った際に注意したいのは、別の部屋に逃げられないようにすることです。
ゴキブリは空気の動きを感知できるほど、敏感な生き物です。
その為、音を立てたりすると、違う部屋に姿を消してしまいます。
その移動速度は秒速1.5mという速さで、逃したら見つけるのはとても困難です。
静かに行動して、発生した部屋の中で対処しましょう。
2.見失った付近で殺虫剤を使用する
物音を立てずに行動できたら、ゴキブリを見失った付近で殺虫剤を使用します。
ゴキブリは狭くて、暗い所に潜んでいることが多いです。
部屋の中で怪しいと思う場所は、全て殺虫剤をスプレーして対処するようにしましょう。
他にも即効性のある駆除方法としては、「新聞紙などで叩く」「60℃以上のお湯をかける」という方法があります。
3.くん煙剤を使用する
くん煙剤などの部屋全体に効果がある殺虫剤があれば、そちらを優先して使用するのがおススメです。
1匹いると他にもゴキブリがいる可能性があり、まとめて対処することができるからです。
また、くん煙剤で有名なバルサンは使用後から1~2週間の間、侵入防止の効果もあります。
ただし、成虫を駆除できる効果はありますが、卵には効果がありません。
その為、再度10~14日後にくん煙剤を使用して、卵から産まれた幼虫も駆除するようにしましょう。
ゴキブリの種類を知っておこう
部屋の中でよく見かけるゴキブリの代表的なものに「チャバネゴキブリ」と「クロゴキブリ」があります。
チャバネゴキブリ
チャバネゴキブリは、成虫で10〜15mmほどの大きさで、北海道から沖縄まで幅広く生息しています。
繁殖力が高いのが特徴ですが、寿命が4〜8か月前後と短命です。
また、動きもやや鈍く、飛ぶことはできません。
クロゴキブリ
クロゴキブリは、成虫で25〜30mmと大型で、関東から西のエリアに生息しています。
特徴は、他のゴキブリよりも長生きで約1年半の寿命があります。
また、動きが素早く、飛ぶことが出来るので駆除する際は要注意です。
まとめ
今回の記事では、ゴキブリが勝手に出ていってくれない理由と、逃げられた時の対処法をお伝えしました。
一番大事なことは、ゴキブリが居心地の良い家にしないことです。
普段から清潔にすることを心掛けて、ゴキブリに出会わない生活を送りましょう。
しかし、完全に侵入を防ぐことはできないので「まだ家でゴキブリを見たことない」という人も、殺虫スプレーなどは準備したし、ゴキブリ除けを置いたりしておくようにしましょう。
次の記事では、ゲーム機「Wii」から発する音がゴキブリを呼び寄せるという噂について書いています。