大手通信キャリアのプランにある5分通話無料オプションは使い方によって、いらない人と入ったほうが良い人に分かれます。
5分通話無料オプションとは5分以内の国内通話は何回でも無料となるサービスで、ドコモ、au、ソフトバンクがそれぞれ出しているプランになります。
キャリアごとの違いについては後述しますが、
不要な人は
- 通話をほとんどしない人
- 通話は受けるだけの人(自分からかけることはほとんどない人)
- LINE電話など無料の通話サービスでのみで通話をする人
と言えます。
ドコモ・au・ソフトバンクで、「月の途中の解約は日割りなのか?」も解説しているよ!
この記事の情報は2022年9月1日時点での情報です。
携帯電話の料金体系は複雑、かつ変更になることもあるので、実際にどうなのかは契約している携帯会社にしっかり確認してくださいね。
5分通話無料オプションがいらない人はどんな人?
ドコモ、au、ソフトバンクで共通で5分通話無料オプションがいらない人は以下の人と言えます。
- 通話をほとんどしない人
- 通話は受けるだけの人(自分からかけることはほとんどない人)
- LINE電話など無料の通話サービスでのみで通話をする人
また各社のプランによっては5分通話無料オプションの内容が重複するので不要になります。
通話時間の他に自身の使っているプランやこれから加入したいプランを含めて確認してみてくださいね。
ドコモの人
- 月の通話時間が17分30秒未満の人
- みんなドコモ割を使っている人
- 子育てサポート割の適用を受けている人
- はじめてのスマホプランを使っている人
- ファミリー割引を使って家族間のみの通話しかしない人
上記の人はオプション料金以下になるか、通話無料の範囲が重複するので通話オプションは不要です。
auの人
- 月の通話時間が20分未満の人
- 家族割を使って家族間だけで通話をする人
- 新カケホ割60を使っている人
上記の人はオプション料金以下になるか、通話無料の範囲が重複するので通話オプションは不要です。
新カケホ割60はau指定の機種やプランを使用して加入することになりますので、そちらを希望する方はよく適用条件を確認しておきましょう。
ソフトバンクの人
- 月の通話時間が20分未満の人
- ソフトバンク家族割を適用している家族間でしか通話をしない人
- スマホデビュープランを使っている人
上記の人はオプション料金以下になるか、通話無料の範囲が重複するので通話オプションは不要です。
解約は月割り?日割り?
各社、途中の解約でも、月割となっています。
ドコモの人
通話オプションの解約は月割となります。
手続きの翌月1日から適用となります。
注意した方が良いのが、ドコモのギガホプランからahamoへ移行した場合、自動で解約されずオプションが引き継がれてしまうので、通話オプションの解約も忘れずにしましょう。
auの人
通話オプションの解約は月割となります。
手続きの翌月1日から適用となります。
月の途中でも満額の支払いとなります。
ソフトバンクの人
他社同様、定額オプション+の解約は月割となります。
月の途中の解約もその月分までは支払いが必要になります。
申し込みの月末でサービス終了となります。
5分通話無料オプションに入った方がお得な人
オプションに加入した方がお得になる人は各社共通で以下の通りです。
- 連絡程度の通話を頻繁にする人
- お店の予約や病院など、長くはないけどよく通話を使う人
- 月に16分〜20分以上電話をする人
料金によって通話時間に変動がありますので、後述し説明します。
ドコモの人
5分以内の通話を1ヶ月で17分30秒以上通話をする人は入った方がお得になります。
1分44円×17分30秒=770円となり、オプションの料金を超えますので、通話オプション(5分通話無料オプション)に加入した方がお得になります。
auの人
5分以内の通話を1ヶ月で20分以上電話する人は入った方がお得になります。
1分44円×20分=880円となり、オプションの料金を超えますので、通話オプション(通話定額ライト2)に加入した方がお得になります。
ソフトバンクの人
auと同様に5分以内の通話を1ヶ月で20分以上電話する人は入った方がお得になります。
1分44円×20分=880円となり、オプションの料金を超えますので、通話オプション(準定額オプション+)に加入した方がお得になります。
通話オプションには留守番電話プラス、割込通話、グループ通話、一定額ストップサービスが含まれます。
これを使いたい人も加入した方がお得になります。
5分通話無料オプションで対象になる通話
各社共通で1回あたり5分以内の国内通話が対象の通話です。
国内通話は固定電話や携帯電話を問わず使えます。
また時報や天気予報、転送電話も同様に対象となります。
後述する対象外の通話以外はできると考えて良いです。
ちなみに5分を超えそうな時は一度切ってかければ何度でも使えます。
ドコモの人
1回あたり5分以内の国内通話
それ以降は30秒につき22円の料金が発生します。
auの人
1回あたり5分以内の国内通話
それ以降は30秒につき22円の料金が発生します。
ソフトバンクの人
1回あたり5分以内の国内通話
それ以降は30秒につき22円の料金が発生します。
加えて下記のサービスが通話オプションには付属しています
- 留守番電話プラス
- 割込通話
- グループ通話
- 一定額ストップサービス
5分通話無料オプションで対象外の通話
各社共有の5分通話無料オプションで対象外の通話は以下の通りです。
- 「0570」から始まるナビダイヤル
- 新型コロナワクチンの予約などこの番号が多いので注意が必要です。
- 1回あたりの通話が5分を超えた分
- 海外での発着信
- 「0570」「0180」などの他社接続サービス
- 「188」特番
- 「104」の番号案内料
- 衛星電話や衛星船舶電話
ドコモの人
- ドコモが指定する番号への発信
auの人
- auが指定する番号への発信
- 月744時間を超える通話
ソフトバンクの人
- ソフトバンクが指定する番号への発信
- 留守番電話プラスの伝言再生
まとめ
大手キャリアが出している5分通話無料オプションですが、不要な人、入った方がいい人はそれぞれの条件によってことなります。
オプションの特徴を抑えて、よりお得に使えるプランを検討しましょう。
通話についてはLINE電話などで済ませるので不要と考える人も多いと思います。
しかしお店の予約や仕事の電話、病院、その他の問い合わせなど意外と通話を使うシーンも多いので、自身の使い方もよく見直してみてくださいね。
各社通話オプションだけでなく、プランの組み合わせなどでも総合的にお得になる場合などもあります。
店舗や公式サイトの料金シュミレーションであなたにあった料金プランを探してみてくださいね!